もし、不正確な情報や誤りがあるなら、それに気付いたあなたが訂正すればよい。それがウィキペディアの理念だ。
筆者も、自分の研究分野で、明らかな誤りがある場合は訂正するし、また補足情報があれば追記するようにしている。
ウィキペディアに寄稿しても、原稿料はもらえないし、いわゆる研究業績にもならない。完全なボランティア。しかし、急激なネットの発展の中で、ウィキペディアの情報源としての利用度が高まっていることはもう既成事実。
もし日本の研究者、学者がウィキペディアを否定するなら、それに代わるものを作るべきだ。しかし、そこまでできないのなら、ウィキペディアをよりよいものにするべく、協力するべきだろう。
しかし、日本の研究者、学者は依然として高踏的、閉鎖的サークルを好む傾向があり、若手もそうなので、未来は暗い。これは、学問研究が、人々の生活の向上と幸福のために共有されるべき、という啓蒙主義的な発想に乏しく、体制や権力を維持するための御用学者的な体質が根強いことによる。
つまるところ、ウィキペディア日本語版の現状は、啓蒙主義と近代科学の成果を表面的に移入しただけで、本質を理解せず、また民主主義も根付いていない封建制国家日本の象徴なのだ。
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